タイ料理ライターブログ
1年の半分をバンコクで過ごすフードライター、白石路以(Rui Shiraishi)のタイ料理と日常。 バンコクのグルメ情報が中心です♪
2012/12/26 Wed.
絶品ヘルシータイ料理@Krua Saijai(クルア サイジャイ) 

このお店の記事、書くの2回め!
なぜなら、さっき書き終わったところで
全部消えちゃったから~笑
ということで、若干力尽きているため、
ちょっとさっぱりめの更新デス。
こちらはちょっと前にちらりとご紹介した
オーガニックファームに併設されたレストラン、
Krua Saijai(クルア サイジャイ)。

友達の友達が書いたというこの本、
『アハーン ラックスカパープ』に掲載されているのを見て、
おいしそうだったので行ってみましたー。
ご主人が体調を崩したのをきっかけに、健康食に目覚めた
タイ人女性がオーナーだそう。
オーガニックファームで身体にいいものだけを栽培し、
そこで採れた食材を使った料理を提供しています。

基本はデリバリーが中心らしく、レストランとは言っても
こんな感じ。オープンエア&かなりカジュアルで、
フードコートくらいの気持ちで来たほうがいいかもー。
おしゃれ着は似合いませんよー。

その日に採れた食材でバランスのいい食事を提供するのが
テーマなため、メニューは決まった3種類のみ。
ちなみにこの日は
トムヤムプラトゥー(グルクマのトムヤム)
ゲーンフアプリー(バナナの花のガクのスープ)
パットパック(野菜炒め)
の3種類でした。
これにプラス、絶妙な炊き加減でおいしすぎる
玄米ごはんも用意されています♫

お茶はナームマトゥーム(バールフルーツ)。
タイではすでにシロップが入っているものが多いけど、
こちらは別添えなので甘くないのが嬉しい。

まずはゲーンフアプリーから。
しっかりと火を通したバナナの花のガクは柔らかくて美味。
ほかにもいろいろな野菜が入っているせいか、
甘みと旨みたっぷりのスープはなんとも滋味深く、
玄米との相性も抜群です!

トムヤムプラトゥーはこんな感じ。
タイ人の食生活には欠かせないサバの仲間の
大衆魚、プラトゥーが主役のトムヤム。

どどーん!
立派なプラトゥーが3尾も入ってましたよー。
一見臭みがありそうですが、採れたてのハーブをたっぷり
使っているせいか、臭みはなくすっきりとした味わい。

野菜炒めは、広東菜。
バンコクで食べる野菜は味が薄いな、といつも
感じていますが、ここの広東菜は味も香りもしっかりしていて
野菜を食べてる、って感じがしました。
シャキシャキの炒め具合もバッチリ!

そして、ここでスペシャルな一品が。
本当は黒板の3品だけらしいんだけど、
本に載ってたカオパット・ナムプリックプラトゥーを
食べてみたいの……。とお願いしてみたら、
材料があるから大丈夫、とのことで作ってくださいました。ラッキー♫
これ、見た目の美しさもさることながら、
味も超絶おいしーです!
玄米の食感とナムプリックの旨み、そして魚の味わい。
すべてのバランスが最高で、今までのタイのカオパット
ベスト3に入るかも!?なおいしさ。
ほかのメニューでも感じたけど、こちらのお店は
野菜の扱いがすごく上手! 添えられている花のつぼみや
野菜の食感のバランスが絶妙なんです。
野菜って普段は地味な存在だけど、炒め方ひとつ、
茹で方ひとつでここまで料理全体のおいしさを
引き立ててくれるんだな、ということを再発見できましたよー。

キッチンで調理されている最中のメニューも、
どれもおいしそう!
後ろのお鍋のゴーヤのスープが、かなり気になります笑
本に載っていたほかのメニューも
全部食べてみたいので、また近々行きたいなー。

ツヤツヤな看板猫。名前は忘れちゃったけど、かわいーです。
こういうタイ料理を食べると感じるのが、日本人とタイ人の
食べているものって、もともとは似てるんだな、ということ。
ごはんに野菜、魚、そして発酵調味料……。
今は日本もタイもいろんな食文化が混ざり合い、
毎日食べる料理もさまざまな形に変化してきているけど、
昔ながらの食事は、日本、タイを問わずやっぱり身体に良さそうです。

ヘルシーブームのバンコクだけに、身体にいい料理を出してくれる
レストランは多いけど、ここまでおいしいところは少ないかも。
近所にあったら、絶対週に3回は行きたい~!
「なにはともあれ肉が好き!」という方には
もちろんおすすめしませんが、健康的なタイ料理に
興味があるなら、ぜひ試してみてほしい一軒ですよー。

Krua Saijai(クルア サイジャイ)
Soi22Viphawadi Rangsit Rd., Bangkok
02 938 8534
11:00-14:00(レストラン)
http://www.saijaihealthyfood.com/
※レストランは前日までに電話で確認をしてから
訪れることをおすすめします。
Mapはコチラ
※ウィパワディランシット通りソイ22を入り、
最初の角を左折し、直進した突き当たりです。
ラプラオから行く場合、ラプラオソイ8の
イェーク9-2になります。

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