タイ料理ライターブログ
1年の半分をバンコクで過ごすフードライター、白石路以(Rui Shiraishi)のタイ料理と日常。 バンコクのグルメ情報が中心です♪
2014/02/28 Fri.
世界のかわいいレース * 誠分堂新光社 

レースの基礎知識を、と思っていたところで
見つけた本、誠分堂新光社から出ている
世界のかわいいレース
です。
ちょっと前にご紹介した、『世界のかわいい刺繍』☆
と同じシリーズ。
中の写真もキレイだし、内容も初心者の私には
わかりやすくてちょうどいい◎
ヨーロッパのヴィンテージレースについて
知りたかったのだけど、インドネシアやフィリピン、
パラグアイなどアジア、アメリカのレースも
かわいくて気になりました。
バンコクで駐妻の皆さんに人気の
マクラメやハーガンダー刺繍も
ちょっとだけ紹介されていて、
みんながやってるのはこれなのね!
と少々勉強(?)にもなったような。
なにはともあれ、目の保養にはぴったりの一冊です♩
![]() | 世界のかわいいレース (2012/11/19) 矢崎 順子 商品詳細を見る |
2014/02/28 Fri.
Sukhumvit Soi31のSIMPLE. Natural Kitchen 

前にちらっとご紹介したスクンビットソイ31の
SIMPLE. Natural Kitchen
(シンプル ナチュラル キッチン)。

ソイのかなり奥にある小さなお店ですが、
去年のオープン直後からいろんなメディアで
引っ張りだこだった、話題のレストランです。

肉や野菜から調味料までとことんオーガニック食材に
こだわている点も魅力ですが、話題を集めた一番の理由は
タイ料理の有名店Bo.lanや超人気イタリアンAppiaなど、
バンコクの人気店で経験を積んだ女性が腕をふるっているから。
タイのフード雑誌でも、数ページにわたり彼女自身と
料理が紹介されるほど、話題の人なのです。

この日は友人と2人でこんな感じ。
Appiaと同じズッキーニのサラダ 190B
(Appia行ってないので味が同じかはわかりませんが……)と、
トマトソースのニョッキ 320B。

一番印象的だったのはこれ。
なんと、キヌアで作ったガパオクルック!
キヌアは栄養価が高く、希少な雑穀の一種。
それをごはんに見立て、バジル炒め味のスパイシーな
チャーハンに仕立てているのです。
絶品!とまではいかないけど、
なかなかおいしかったですよー。
雑穀で作るガパオクルックは真似してみたいな♩
お腹いっぱい!と言いたいところだけど、
お皿のわりには量がそんなに大きくなくて、追加w

ど、どーーん!
マンゴーとグアバのパンケーキ。
こちらは見た目通りのボリュームで
お腹に仕上げのパンチ!って感じ。

入店時はお昼前だったので空いていたのだけど、
ランチタイムを過ぎたらあっという間に満席になってました。
外国人客が9割くらいだったかな。

少しだけどオーガニック食材も販売しています。
キノアも売ってましたよー。
体にいい食材がとれるのは嬉しいけど、
食事自体はわりと普通の印象でした。
でも、店内も店員さんも感じがいいので
お茶&デザートで行くのもいいかも。

SIMPLE.Natural Kitchen
(シンプル ナチュラル キッチン)
235/5 Soi Sawatdi, Sukhumvit 31 Rd., Bangkok
02 662 2510
Tue-Sun 7am-8pm
Mapはこちら
2014/02/27 Thu.
甘酒キャラメルと『Le Bol カフェオレボウル』 

友人にもらった甘酒キャラメル。
パッケージがかわいい◎
味はそのまま甘酒でしたー。

そして、仕事合間の息抜きに眺める本のなかの一冊。
山本ゆりこさんの
Le Bol カフェオレボウル 新装版
です。
青、赤、緑、黄色と、各色ごとに紹介されている
カフェオレボウルの名品にうっとり。
私もヴィンテージのカフェオレボウルを
なんとなーく集めているのだけど、
これ!と思えるもので納得できる価格のものに
出合えることはなかなかない。
それだけに、いいものに出合えた時は嬉しいです♩
ちなみに私は、集めたカフェオレボウルで
毎朝甘酒を飲むのが日課。
結局はどこまでも日本人、という……。
ページをめくるたびに
「あれもほしい、これもほしい」と心が揺れるw
カフェオレボウル好きにとっては、
目の保養と目の毒の両面性を兼ね備えた一冊ですよー。
![]() | カフェオレボウル (2005/02) 山本 ゆりこ 商品詳細を見る |
2014/02/27 Thu.
タイの台所新聞52号「カオマンガイ特集」 

『タイの台所新聞』52号
はカオマンガイ特集!
バンコクでカオマンガイといえばここ!
というほど人気の“ピンクのカオマンガイ”こと
『ガイトーン プラトゥナーム ゴアーン』の
おいしさの秘密を徹底検証しています。

「使ってるチキンの種類は?」「ごはんの炊き方は?」
「タレのこだわりポイントは?」
「1日に何羽くらいチキンを使うの?」などなど、
気になるけど意外と知られていなかった
いろいろについて書いてます◎

撮影中の1枚。
ほかの仕事のリサーチでもカオマンガイのお店を
何軒か回ったので、先月は1年分くらいのカオマンガイを
食べた気がする……。
個人的には、webだけで限定公開されている
さらにレアなカオマンガイ情報もおすすめ。
http://allied-thai.co.jp/khao-man-gai/
初めてタイでカオマンガイを食べる方に役立つ情報や
めっちゃおいしい!と噂の大盛りカオマンガイのお店も
ご紹介しています。
カオマンガイ好きの方は、ぜひぜひご覧になって
みてくださいねー♩
『タイの台所新聞』52号
http://allied-thai.co.jp/newspaper/
2014/02/26 Wed.
2014 アジアのベストレストラン50**1位はMetropolitan BANGKOKのnahm!  

ASIA'S 50 BEST RESTAURANT 2014
が発表されましたねー。
1位は尊敬するオーストラリア人のタイ料理シェフ、
David Thompson氏の
nahm(ナーム)!
去年1位だった東京のナリサワも好きだけど、
タイ料理ライター的には、バンコクのタイ料理店が
1位に選ばれてやっぱり嬉しいです◎

nahmはタイ料理の基本を大切に、
洗練されていながらも温かみのある演出で
食事の時間を楽しませてくれる最高のレストラン。
マーケットの古書売り場で見つけた100年以上前の書物をひもとき
伝統的なレシピを研究するほどのタイ料理に対する真摯な姿勢と、
パリの人気ブランド、ASTIER de VILLATTEの食器をタイ料理に使う
洗練されたセンス。
こんなバランス感覚を持ったシェフは、
タイ料理界にはまだ少ないのではないでしょうか。
取材でお店を訪れた時、
「タイ料理になぜアスティエを?」と質問したところ、
「アスティエの食器は美しいのはもちろん、軽くて丈夫なので
シェアして食べることの多いタイ料理にはぴったりなんだ」
と教えてくださいました。
(取材後私もアスティを集めはじめ、今では毎日使ってます♩)

シェフのDavid Thompson氏はオーストラリア人といこうとで
オープン直後はタイ人からの中傷じみた意見も聞きましたが、
nahmで火がついたマーホー(1番上の写真の料理)は
いつの間にかバンコクではタイ料理店の定番メニューに。
それまではフュージョン系に傾いていたタイ料理界の
流行(へんてこなタイ風タパスとか短期間だけ流行ってましたよね……)が
伝統的なレシピを大切にする方向へとチェンジしていったのも
nahmの影響がゼロではないと思います。
タイ語を巧みに操り、タイ語の古書を読み込んで
数十年にわたりタイ料理の研究を重ねた結果、
ロンドンのnahmでタイ料理界初のミシュラン星獲得、
バンコクのnahmでASIA'S 50 BEST RESTAURANT の1位獲得と
素晴らしい栄光を得たDavid Thompson氏はやっぱりすごい!!!
永遠の憧れシェフです◎
しばらくは予約が取りにくくなるだろうから、
旅行の方は、早めの予約がおすすめですよー♩
☆nahmに行った時のご紹介記事はこちらから☆
2010/10/23 nahm@メトロポリタンバンコク
2012/03/02 ミシュラン星付きタイ料理店、nahmでランチ
本当はベスト50のなかのもう1軒のおすすめ、
ISSAYAについても書こうと思っていたのですが
長くなったのでまた今度!
nahm@metropolitan BANGKOK
(ナーム@メトロポリタン バンコク)
+662 625 3388
Lunch 12.00 - 14.00(Monday to Fridays)
Dinner 19.00 - 22.00 daily
http://www.metropolitan.bangkok.como.bz/eat-and-drink/nahm