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タイ料理ライターブログ

1年の半分をバンコクで過ごすフードライター、白石路以(Rui Shiraishi)のタイ料理と日常。 バンコクのグルメ情報が中心です♪

バンコクでハードコンタクトをなくした話【パリミキ/伊勢丹】  



バンコク_ハードコンタクト


お久しぶりの更新がタイ料理と関係なくて恐縮なのですが……、
タイトルの通り、先日バンコクでハードコンタクトを紛失しました!

高校生の頃からコンタクトを入れているのだけど、
失くしたのはなんと人生初!!!

裸眼だと鏡に写る自分の顔も見えないレベルの近視なので
かなり真剣に探したのですが、バンコクの道端でピコンッ!と
飛んで行ったコンタクトが片目の状態で見つかるはずもなく……。

度が強いこともあってメガネだと階段など怖過ぎて
外出は無理、しかも長時間かけていると強烈に目が疲れてくる、
ということで、新しいコンタクトを買うことにしました!

そこで、ハードコンタクトを買えるところを検索してみたのですが
思った通り、有力な情報はほぼ見つからず。
ハードを使っている人は知っていると思うのですが、
ハードって海外でほとんど売られていないんです……。

が、ソフトは怖くて無理!と思い込んでいたので
ハードのお取り寄せをしてくれるらしい、と書かれていた
バンコク伊勢丹内の「Paris Miki(パリミキ)」に行ってみましたー。

親切な日本人の店員さんに事情を話し相談してみたのですが、
どうやら現在はハードの取り扱いはほぼ無いに等しい状態だそう。

しかも取り寄せたとしても1〜2週間かかるそうで、
1週間後には日本に帰る予定のわたしには、
あまり意味がなかったので諦めました。

とは言え、コンタクト無しでは仕事にならないので
人生初のソフトコンタクトを購入することに!

ソフトは使い捨てもあるし、ゴミが入ってもハードみたいな
激痛もないのでいいのかもしれないのだけど、
わたしは先端恐怖症なので目の中に指を入れてコンタクトを外すのが
怖過ぎるのと、角膜にキズが付いても痛みがないので
気がつきにくい、というのが気になって今まで避けていたんです。

ただ、帰国までの1週間だけだし、
日本人スタッフさんが入れ方や外し方を親切に指導してくれて、
思ったより難しくなかったので、安心して購入することができましたー!

左右の視力が違うので、2箱購入で1700B。
店員さんは1週間だけなら左右の見え方がちょっと違うのを
我慢して1箱だけでもいいかも!?と、両方の見え方を
試させてくれて、本当に親切だなー、日本にいるみたいだなー、
と思いました。

ローカルなショップで買うともっと安いみたいですが、
不安点もすべて丁寧に説明して解消してくださったので、
パリミキでソフトコンタクトデビューをして良かった!と思ってます。

ちなみに、木曜日と土曜日、日曜日の17:00〜19:00までに行けば
タイ人の眼科医の方がコンタクトが合っているかの検眼も
無料でしてくれるそうですよー。

ところで、重要な
「バンコクでハードコンタクトが買えるか、どうか」問題ですが、
2週間待つ覚悟があって、かつ値段が日本より高くても大丈夫なら
パリミキで取り寄せられないことはないみたいです。

ただ、2週間は長いし、それでなくても高いハードコンタクトが
さらに高くなるのはツライと思うので、
ハードを使っている人がバンコクで暮らす場合には
予備を用意しておくと安心だと思います。
あとは、いざとなったらソフトを使う覚悟を持つことも大切かも笑!

長くなってしまいましたが、わたしと同じように
バンコクでハードコンタクトを失くした人のお役に立てれば、
と思って書いてみましたー。

ちなみに、今日でソフト使用は約1週間。

入れるのもはずすのもだいぶ慣れたし
使用時に違和感はほぼないのですが、
目にピタッとはりつく感じと、
入れる時に上下のまぶたを大きめに引っ張るのに抵抗があるので、
すぐにハードに戻そうと思っています。

ただ、ソフトを体験できたことで、
旅先でもいざとなったらソフトを使えばいい!とわかったことは
旅行の多いわたしには、すごく大きな収穫でしたー!

親切なパリミキの店員さん、本当にありがとうございました!
「やっぱりメガネはパリミキだなー」と、実感した11月でしたー。
(コンタクトだけどね。。)



Paris Miki Bangkok Isetan
パリミキ バンコク イセタン店
3F, Isetan Dept., Central World Plaza, 4/1-4/2,Rajdamri Rd.,
Pathumwan, Bangkok, Thailand
+66-2-255-9827
10:00-21:00  
※BTSチットロム駅直結、セントラルワールドに併設している
イセタンの3階にあります。
バンコク内に数店舗ありますが、日本人スタッフがいるのは
ここだけみたいです。









Posted on 08:04 [edit]

category: タイ雑記

thread: タイ・バンコク - janre: 海外情報

tag: バンコク  ハードコンタクト  買える場所  パリミキ  伊勢丹 
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かごと麺と猫とバナナとインスタ  



カゴと麺と猫05



先日のこと。
タイのキッチン用品を買いに
久しぶりにプラカノンの市場に行きました。

カゴいっぱいのお店。

プラカノンの市場は品物は少ないけど、
必要な調理器具はひと通り揃うので
ちょっとタイの調理器具が買いたい、という時は便利ですよー。



カゴと麺と猫01


調理器具をたくさん買って、ついでに手作り感がかわいい
小さなかごも買ってみました。


カゴと麺と猫03


お昼ご飯は、その辺の食堂でイェンターフォーを。

ブログにはほとんど書かないけれど、バンコクにいる期間の多くは
名もない屋台や食堂で地味なごはんを食べています……笑


カゴと麺と猫02


バナナも売ってる食堂。
お店の人がみんな親切で気に入っている
ひそかな行きつけ店です。


カゴと麺と猫04


不機嫌そうな表情が最高にかわいい猫。
猫好きはみんなそうかもしれないけれど、
不細工な瞬間の猫ほどかわいいものはない、と思ってます。


IMG_9436.png


最近ブログはあまりこまめにアップしていないのですが、
インスタはほぼ毎日アップしています。

タイの小さな食堂でのごはんや
新しいレストランの紹介などもインスタのほうが
1〜2ヶ月は早く載せていることが多いので
興味のある方はぜひインスタもチェックしてみてくださいねー!


▽最新情報はこちらで公開中▽
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Posted on 08:00 [edit]

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tag: バンコク  カゴ  カゴ屋  プラカノン市場 
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タイでの2014年。  



IMG_4772.jpg


2014年もあと数時間……。
(とか言いつつ、これは予約更新ですがw)


今年も1年間のほぼ半分は大好きな国、タイで
タイ料理を食べまくって暮らすことができました。


おいしいものも、楽しいことも、興味深いことも
たくさんあって、いつもいろいろなところに連れて行ってくれたり、
ご招待してくれたりするバンコクの友人たちには
いくら感謝してもしきれないくらいです。
本当にいつもありがとう!


すてきな思い出がたくさんの2014年ですが、
“タイ”という国のくくりで考えると、
やっぱり印象深いのは、あのデモの日々でした。


IMG_4803.jpg


こちらは、エカマイで打ち合わせをした日に
偶然見かけたエカマイでのデモの様子。
いつもの街の様子が一変し、静かで優しい隣人だった
タイの人々が秘めている思いの大きさに衝撃を受けました。


IMG_4806.jpg


軍事政権下ではありますが、表面上は
すっかりいつもの様子を取り戻したバンコクにいると、
あの頃のことが遠い昔のことのようにも思えます。


IMG_4778.jpg



そんなこんなで今年もいろいろあったバンコク滞在ですが、
個人的に2014年に初めて行ったお店のなかで、
気に入ったお店をご紹介しようと思います!

※あくまで2014年に初めて行ったお店の中で気に入ったところで
バンコクのタイ料理全体でのおすすめ、というわけではないので
ご了承くださいー!



まず、ハイエンド系タイ料理ではここ!
デュシタニホテルのタイ料理店、ベンジャロン
http://www.thaifoodwriter.com/blog-entry-2105.html

素材や味はもちろん、見せ方にも新鮮な驚きのあるお店。
デンマーク人のタイ料理シェフ、モートン・ニールセン氏の
今後の展開にも注目していきたいと思ってます。


中級クラスのタイ料理店だと、ここのインパクトが大きかった!
EAT(Eat All Thai)
【イート(イート オール タイ)】
http://www.thaifoodwriter.com/blog-entry-1991.html

ひとつひとつの料理の完成度が高いところで安定している
ところがさすが!だといつ行っても感じます。
料理がおいしいのはもちろん、オーナーたちがほかのお店とは違う、
確固たる独自のコンセプトを持ってお店作りをしている点も魅力。


ローカル系おすすめはこの2店↓
FOOD ROUTE【フードルート】
http://www.thaifoodwriter.com/blog-entry-2058.html

トムヤムソースのトロトロオムレツや、ムーワーンと
カニの入ったバミーなど、小さな食堂ながらアイディア
いっぱいのオリジナルメニューで勝負しているところがすてき。
ワットポーのすぐそばで、観光がてらに寄れるところもいいですね。


Arun Wan Ran
【ラーンアハーン アルンワンラン/ร้านอาหาร อรุณวรรณ】
http://www.thaifoodwriter.com/blog-entry-1972.html

創業50年を誇る、エカマイの老舗麺食堂。
絶品!とまではいかないけど、ここのスープありバミーに
ワンタンとムークローブをトッピングして、
さらに別皿でオーダーした揚げワンタンをトッピングして
食べるのが、地味食堂的マイブームなのです。


あくまでも個人的な好みなので、意見が合わなかったら
ごめんなさい……。許してね。

今の自分の傾向としては、ただおいしいか、そうでないか
だけではなく、オーナーやシェフがタイ料理に対して
どれくらいの情熱を持って臨んでいるのか、
それが料理や店から感じられるかどうか、が
ひとつの判断基準になっている気がします。

というのも、今までにライターとして何千軒もの
お店を取材してきた過程で感じているのですが、
上記の部分がしっかりしているお店は
まず味の面でもハズすことがなかったので。

もちろん、空回りの情熱ではなく
積み重ねられた地道な努力と膨大な知識、高度な技術に裏打ちされた
情熱であることが最低条件になってしまう。
その積み重ねた道の上に、さらに日々の鍛錬も要求されるのだから
シェフというのは本当に大変なお仕事だな、と思います。


素晴らしいシェフたちのおかげで、今年もおいしい
タイ料理をたくさん、たくさん食べられたことに、
改めて感謝と、たくさんの「ごちそうさま」を!


そして、タイ料理と日々のくだらない戯れ言に溢れた
こんなブログを読んでくださった方々にも、
改めてお礼を申し上げます。
本年も「タイ料理ライターブログ」を読んでいただき
本当にありがとうございました!

拙いブログではありますが、
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それではみなさま、よいお年をお迎えください。


Posted on 16:57 [edit]

category: タイ雑記

thread: タイ・バンコク - janre: 海外情報

tag: バンコク  本当においしいお店  おいしいタイ料理  おすすめタイ料理店 
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ワットサケットで出家式【Wat Saket, プーカオトーン, バンコク】  



出家式_ワットサケット04


先日、友人の出家式のために
ワットサケット
【Wat Saket, プーカオトーン】
に行ってきましたー。


出家式_ワットサケット08


ワットサケットと言えば、
プーカオトーン(The Golden Mount)と呼ばれる
黄金の仏塔(チェディ)があることで知られるバンコクの名刹。

雰囲気がとても良くて、バンコクに住んでいた頃に
何度も訪れた大好きなお寺のひとつです。


出家式_ワットサケット01


午後から参加したので、髪の毛はもう切った後でした。
ものすごく日差しの強い日で、
空とお寺の屋根に反射する光と、傘の影との
コントラストがとてもきれいでした。


出家式_ワットサケット02


お寺の中に入る前に、お金を入れた包みを
集まった人たちに投げてましたー。


出家式_ワットサケット03


お母さまから袈裟を受け取る。


出家式_ワットサケット05


白い服から袈裟に着替えて、
タンブン用の鉢を下げて再登場。
たくさんのお坊さんたちと一緒に、
だいぶ長い間、お経を唱えていました。


出家中は午前11時以降は食事はできず水のみ、
毎日17時から21時まではプーカオトーンの上に行って
読経するそうです。


出家式_ワットサケット07


タイ人男性は兵役もあるし、意外とハードな
人生を送ってるな、と今さらながら思ったこの日。


出家式_ワットサケット06


儀式が終わり彼が宿舎的な場所に行った後は、
用意してあったお昼ご飯もいただいてしまった。

パローとグリーンカレー、ホーモックプラーをいただき
お腹もいっぱいに。



出家式_ワットサケット09


3ヶ月間、お寺に入る友人。
今年の初めには日本に遊びに来て楽しそうに
お寿司などを食べまくっていたのに、年末には髪を剃って
当たり前に出家しているなんて、なだか不思議。

日本とタイは同じ仏教国だから似ている、と言われる部分もあるけど
仏道への向き合い方はだいぶ違うな、と感じることも多いです。


髪を剃ってすでに悟りを開いたような表情&話し方に
なっていた友人。3ヶ月後どんな風になって
帰って来るのか、次に会うのが楽しみです!


ワットサケットはとても気持ちのいいお寺なので、
お好きな方は行ってみてくださいねー。
すぐ近くには、パッタイの有名店
【ティップサマイ】→こちら☆もあるので、
ついでに寄るのもおすすめです。




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Posted on 22:21 [edit]

category: タイ雑記

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tag: watsaket  bangkok  ワットサケット  プーカオトーン    バンコク 
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THE MASTER【タイ映画, HOUSE RAMA RCA】  


THE MASTER_タイ映画06



東京国際映画祭でナワポン・タムロンラタナリット監督の
『36のシーン』を観た時→☆
上映後の質疑応答で監督が話していた最新作、
『THE MASTER』
がちょうどバンコクで上映されていたので観てきましたー。


だいたいの内容は映画祭の時に監督が話してくれていて、その時点で
「なにそれ、絶対観たい!!!」と興味津々だったのだけど、
実際は期待以上の素晴らしい作品で……。


ざっくり言うと、今や伝説となった違法コピービデオ屋さんに
ついてのインタビュー形式のドキュメンタリーです。


インタビュイーは、かつてはその店の常連で
今ではタイ映画界を支える存在となった有名監督や翻訳家、評論家たち。
彼らが一様に語るのはそのコピービデオ屋、ウェンさんの店が
あったからこそ、今の自分があり、タイ映画界がある、ということ。


コピーだからもちろん違法なんだけど、
タイの映画界が世界的に高い評価を得るまでに成長する過程で、
ウェンさんのお店の存在はすごく重要だったんだな。
と、外国人のわたしにもわかるくらい、
ウェンさんのお店が果たした役割は大きかったみたいです。


1軒のコピービデオ屋が現在のタイ映画界を育てた、という
嘘みたいな真実のストーリーがそこにはあって。
純粋な情熱が支えるもの、生み出すものの偉大さを
ばーんと突きつけられた気がしました。

善悪は法律ではかれるものじゃない、ということとか
いろいろ考えさせられる面もあったんだけど、
ほんとにこの人たち、映画が好きなんだなー、と思えて
微笑ましくてかわいくもありました。

みんながウェンさんのお店で買っていた映画って
どれも日本では普通に観られたのばっかりだったので
当時の日本とタイの映画環境の違いを感じたり。

高校生や大学生の頃にミニシアターに通って観ていた
懐かしいタイトルや監督の名前がたくさん出てきて、
それも映画好きには楽しいと思います♩

それにしても、あれもこれもコピービデオでしか観られなかったのに、
素晴らしい映画をたくさん生んでいるタイの映画界はすごいなー。

『36のシーン』も思ったけど、
ほんとーーに観てよかった!
ぎゅーんと心をつかまれる、すてきな1本でしたよー。
すっかり、ナワポン監督のファンになりました。

ひとつ希望を言うとすれば、わからない部分もあったので
日本語字幕付きでもう1回観たい笑!
来年の東京国際映画祭でやるかな、とも思ったけど
本当はもっと早く字幕付きで観たいですー。


THE MASTER_タイ映画03

ちなみに、上映しているのはRCA PLAZAの3階にある
HOUSEという映画館。

この映画のなかには、HOUSEのオーナーさんたちも
登場します。


THE MASTER_タイ映画01

イヴサンローランもやってます。
わたしは飛行機の中で観ましたー。
主演の彼が、とにかく美しいのひと言。
個人的にはそこに尽きました!


10013093_784309398255413_200434991_n.jpg


ちなみにこれは、3月にロンドンで見かけた
同じ映画のポスター。
この時から絶対観ようと思ってたのに
結局は飛行機の中で観てしまった。


THE MASTER_タイ映画04


映画館は3階にあるので、エスカレーターかエレベーターで
上がれます。
館内にもカフェがあるし、目の前にスタバもあるので
ちょっと早めに行ってもお茶はできますよー。


THE MASTER_タイ映画05



HOUSE RAMA RCA
Facebook
↑上映時間はここで確認できます。



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Posted on 16:48 [edit]

category: タイ雑記

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tag: TH  MASTER  タイ映画  ナワポン監督  Nawapol  Thamrongrattanarit 
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