タイ料理ライターブログ
1年の半分をバンコクで過ごすフードライター、白石路以(Rui Shiraishi)のタイ料理と日常。 バンコクのグルメ情報が中心です♪
2014/12/29 Mon.
緑のどんぶりレシピ本とバルザックの食卓 

こないだ書店に行ったら、お気に入りの
食堂レシピ&ガイドシリーズの新刊が出ていたので購入。
タイ・バンコク“緑のどんぶり” 激ウマ食堂レシピ&ガイド
です。
まだちゃんと見ていないので、紹介されているお店の
ラインナップなどは不明ですが、
近所のお店が載ってたら行きたいなー。
今回は“緑のどんぶり”切りのようです。
![]() | タイ・バンコク“緑のどんぶり"激ウマ食堂レシピ&ガイド 食堂のおじちゃん、おばちゃんに教えてもらった完全再現レシピ (2014/08/06) 中村直也、清水樵 他 商品詳細を見る |
そして、タイとはまったく関係ないけど
食つながりで最近気になって買った本がこちら。

バルザックと19世紀パリの食卓
白水社刊
19世紀のパリの食事も、バルザックがどんなものを
食べていたのかも気になるー!
日本人作家の食系の本はよく買うけど、
フランス人作家のものは初めて。
読むのがとっても楽しみです♩
![]() | バルザックと19世紀パリの食卓 (2013/01/23) アンカ ミュルシュタイン 商品詳細を見る |
2014/09/03 Wed.
ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅 

先日、書店巡りをしていた時に見つけた
すごーくすてきな本!
ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅
春日一枝 著
ミャンマーの伝統的な刺繍や織物、そして民族について
これでもか!と詳しく紹介されています。
眺めているだけで、ミャンマー行きたい!
あれ欲しい!これ見たい!ってなるんだけど笑、
さらにすごいのが自分でも作れるように
織物の織り方や刺繍の図案まで紹介されていること。
確かになかなかミャンマーに買いに行けないし、
ものづくりをする人なら、自分で作ってみたいって
思うだろうから、これは嬉しいかも。
私も動物のかわいい刺繍を自分でも
試してみたいな、と思ってます♩
あぁ、とりあえず時間を作ってミャンマーにも行きたいー。

友人のブログで紹介されていたライフスタイル誌、
BIRD
のこちらの特集も良かったです。
エキゾチック・アジア。
民族衣装を纏う人々。
自分の民族の衣装を着た人の写真て、
みんな表情に柔らかくも強い意志が表れる気がして、
誰もが美しくてなんだかとても好きなのです。
今の時代、民族衣装を着るということは、
民族の誇りを身に纏うことと同意なのかもしれない。
そう考えると、自分も生活に和服を
取り入れたくなってくるなー。
BIRDはいつも掘り下げ方が独特の方向に深くて、
興味のある人にはたまらない構成です。

わたしのお気に入りの号は、少し前の
パリからの週末旅行特集。
買って放置してたけど、今まさに激しく
読み込んでいるところ!
パリから少し足を伸ばしたいなー、という
気分の時にぴったりの内容ですよー。
2014/08/05 Tue.
籠が好き! 【日々 30号】 

友達のお店で買った
日々 30号の籠特集。
去年の号ですが、表紙に惹かれて購入。
籠を愛する人たちのすてきなコレクションがいっぱい!
日本のものだけでなく、フランスや北欧ものなども紹介されていて、
籠好きにはたまらない一冊です。
家ではアジアの籠はあまり使ってなくて、
フランスの古いものを収納用に使うことが多いのだけど、
もっと普段から籠を持ちたいなー、と
思わせてくれる特集でした。
友人曰く、入荷する度にどんどん売れて行く
人気の号だそうですよー♩

ちなみに、購入したのはこちら。
益子にある
ハナメガメ商店。
古本とこけし、雑貨のお店です。

すごーくすてきなお店だったので、
こちらについてはまた改めてご紹介したいと思います!
2014/08/04 Mon.
この夏、ココナッツ!【WWD BEAUTY】 
2014/08/03 Sun.
英国一家日本を食べる【マイケル ブース著】 

食関係のエッセイは時々読むのですが、
最近読んで面白かったのが
英国一家日本を食べる
マイケル ブース著
タイトルの通り、フードジャーナリストのイギリス人ファミリーが
日本中を旅して食してまわる様子を綴ったエッセイなのだけど、
外国人目線で描かれる日本食のおいしさや斬新さ、美しさなどなど、
いろいろ新鮮で楽しいです♫
実は私の一生叶わない夢のひとつが
外国人になって日本を旅すること!
なのだけど、それをちょっとだけだけど
疑似体験できた気分になれるー。
日本って外国人にとってすごく面白いだろうなー。
って、日本で暮らしていると思う場面がすごく多いので、
私もきっと外国人だったら、このマイケルさん一家みたいに
日本の虜になるに違いない…、と常々思ってます。
過剰にシャイだけど、優しい心と他者を
思いやる気持ちを大切に思う人たち。
旬の素材の味と香りと食感、そして美しさ、そのすべてを
余すことなく詰め込んだ味わい深く身体に優しい料理の数々。
鮮やかな緑や咲き誇る桜と高いビルのコントラストに、
数千年の時の中で、常に人々の信仰を集めてきた寺社仏閣。
40度近く上がる灼熱の真夏に対して、真冬は雪が降り積もるほど、
激しく厳しい自然と、それらが織りなす四季それぞれの風景。
あぁ、私にとっては当たり前の日常でしかないこの世界を、
1度でいいから外国人として目の当たりにしてみたかったーーー!
それはさておき、ただの外国人ではなく
フードジャーナリストだけに、
昆布の産地や鰹節の産地を訪れたり、
服部や辻を訪ねて、それぞれの校長に取材したり。
日本の食文化に興味のある人にとっては楽しい内容なので、
興味のある方はまず一冊めから
試してみるのをおすすめしますよー。