タイ料理ライターブログ
1年の半分をバンコクで過ごすフードライター、白石路以(Rui Shiraishi)のタイ料理と日常。 バンコクのグルメ情報が中心です♪
2015/01/26 Mon.
バンコクの花市場、パーククローンタラート【Pak Klong Market, ปากคลองตลาด】 

先日、ちらっとご紹介したバンコクの花市場、
パーククロンタラートについて詳しくご紹介します!
お花屋さんも買い付けに来る大きな花市場で、
なんと24時間営業。業者さんは夜に来るので
夜のほうが賑わっているみたいです。
実はわたしが行ったのは10年以上ぶり。
前はサパンプットのナイトマーケットからこちらへ、という
コースでいつも来ていたので、昼間訪れるのは初めてでしたー。

行きはBTSでサパンタクシン駅まで行き、
そこから船で。

チャオプラヤーエクスプレスに乗って向かいます。

観光気分が盛り上がるチャオプラヤー河の景色、
いつ見てもいい気分♩

サパーンタクシンから10分か15分くらい?で
パーククローンタラートの船着き場に到着。
運賃は1人15Bでしたー。
船着き場から花市場までは、歩いて5分か10分くらい。

大通りを挟んで両側に花屋さんがあるのですが、
船着き場側には主にプアンマライなどに使われる
花材を売っているお店がたくさんあります。

業者さんが買い付けに来る、本格的な市場も。


かわいいから欲しいけど、茎が短過ぎるので断念……。
市場の人たち、みんな気さくに写真を撮らせてくれました^^

ザ・タイな南国らしい花の数々。

本当にきれいな色で溢れていて、
目の保養だけでも訪れる価値がある!と思う。

この日はドライフラワーにする花を大量に欲しかったので、
普通の切り花をたくさん売っている、道の反対側へ渡りました。

こちら側も歩道沿いにお花屋さんがギューッと並んでます。

立派なランの品揃えは、さすがタイ!

バラもたくさん!
お値段も1束50〜100Bくらいが中心なので
いっぱい買いたい時にはぴったり。

ドライ用なので、スターチスも購入。
こちらもたっくさん入ってて100Bくらいです。
ちなみに、ずっと欲しかった花ばさみもこの市場で
買えましたー。バンコクで売っている場所がわからなくて
ずっと大きいキッチンばさみで代用していたんです……。
日本から持って来ようかと思っていたところだったので、
見つかって良かったですー。
花が本当にたくさんあって迷ってしまい、
帰る頃にはかなりの重量に!
さすがに船で帰るのは厳しいので、タクシーで帰宅しましたー。
トンローまで、タクシーで150Bくらいだったと思います。

↑写真の右側のほうに写っているユーカリなどを除いた
カラフルなエリアがこの日買った分……笑
これだけ買っても500Bくらいだったので、
大量に買う時はお得だと思いますよー。
水揚げ作業に2時間くらいかかってしまいかなり疲れたけど、
並べたらきれいでかわいくて大満足!
キレイにドライにできるといいな。
たくさんお花を買いたい時は、ぜひ行ってみてくださいね。
パーククローンタラート
【Pak Klong Market, ปากคลองตลาด】
Chakraphet Road, Bangkok
24時間営業
大きな地図で見る
2015/01/20 Tue.
バンコクのパーククローン市場へ。 

超久しぶりに、バンコクの花市場
パーククローンタラート
に行ってきましたー。
しかも、昼間に行ったのは初めてで新鮮!
まさに抱えきれないほど買って、家の中が花と緑の香りで
埋め尽くされています……。
こちらもたくさん写真を撮ったので、
行き方などもあわせて今度詳細を書きますねー!
※こちらのページ→☆
で、詳細ご紹介していますのでご覧くださーい。
2015/01/05 Mon.
タイ南部のマーケット【市場巡り】 

取材で行った、タイ南部のマーケット。
南部はマレー系の女性が多く、
その装いを眺めるだけでも楽しい。
もう何度も南部には行っていますが、そのたびに
バティックとトゥドゥンの色合わせにうっとり
しちゃいます。バンコクで見かけるマレー系の女性より
色使いが明るめな気がします。

トートマンクンを売っている女性も、お客さんも
柄の見せ方が個性的!

キラキラのストーンがついたトゥドゥンと、
キラキラ笑顔がかわいい女の子。
ジャラメッ(マナガツオ)をはじめ、平たいお魚を
たくさん売っているお店で。

南部はシーフードがおいしい!
カニも甘い身がギュッと詰まっていて、新鮮そのもの。

カニの奥には、お昼寝中の女の子。

野菜も本当に青々してるっ!
地方のマーケットは、売っているのもが新鮮で
とっても楽しいです。
プーケットをはじめとする観光地となっている島以外の南の街は
治安の問題もありチェンマイなどに比べると訪れる観光客が少ない場所。
でも料理もおいしいし、文化もバンコクや北とはまったく違い
行く度に新鮮な驚きがあって、個人的には南部の街も大好きです。
2014/12/31 Wed.
ISAN BOUTIQUE COLLECTION【チャクラポン ヴィラ, バンコク】 

今年中にどうしてもアップしておきたかったのが、
こちらのイベント、
前にも紹介したことのあるチャクラポンヴィラホテルで
開催された
ISAN BOUTIQUE COLLECTION
【イサーン ブティック コレクション】
です!
※チャクラポンヴィラの詳細は
こちら→☆と、こちら→☆から。

緑豊かで、バンコクにいることを忘れられるくらい
静けさに包まれた、チャクラポンヴィラ。
一度は泊まってみたいホテルのひとつです♩

イサーンのイベントだけに、エントランスでは
タイの奇祭として知られるピーターコーン祭の
精霊たちがお出迎え。

美しい緑の中を歩いて、チャクラポンダイニングに移動。

ウェルカムドリンクと一緒に、
イサーン風の前菜でおもてなししてくださいました。
ネームおいしい♡

ISAN BOUTIQUE COLLECTIONは、
イサーン地方にある3つのリゾートヴィラ、
Mekong Villas(パクチョム, ルーイ県)、
Phunacome Resort(ダンサイ, ルーイ県)、
Supanniga Home(ムアン, コンケーン県)が主宰する
ネットワーク。
約30年前のタイのスローライフを実体験できる
イサーンの素晴らしい自然環境をはじめ、
古くから続く手工芸や特産品、文化などを
タイ国内はもちろん、広く世界に伝えていくことを
目的として活動しているそう。

タイの人たちは手先が器用なのか、
すてきな手工芸品がいっぱい!
上の写真は糸でできた飾り。
チェンマイでも似たものを何個も買ったけど、
イサーンのはもう少し凝った作りでなんともすてき。
買いに行きたいなー。
そして、下の写真は蝋でできたお花。
黄色い薄い花びらが、蝋でできているのです。

作り方が衝撃的!
なんと、青いパパイヤの先を削ったものを蝋の中に入れて、
それを冷水で固めてはがすと、こんな薄い花びらのきれいな
お花ができるのです。
そして、雌しべの部分には爪楊枝でサイコロ型に切った
パパイヤを刺して。
体験させていただきましたが、意外と簡単で楽しい!

そして、コンケーンにある有名なタイシルクのブランド、
MAKAのシルクの展示も。
すべて天然素材で染められたオーガニックシルクなのだそう。
例えば、台にかかっているグレーブラウンっぽい色合いの
シルクは、タイの国花であるゴールデンシャワーの木から
取った色素で染めたもの。
木の色素で、こんなに上品で美しい色が出るんですねー。
ほかにもマンゴスチンなど、自然から取られた色素だけを
使っているとのことです。
とろんと柔らかく、滑らかなその手触りにびっくり!
ど素人のわたしでも、触れば上質だとすぐにわかるくらい
光沢はもちろん、手触りが素晴らしい……!

来ていた人たちに、着付け体験もさせてくれました。
きれいなタイ人のお姉さんは、やはり絵になります。
似合う!

個人的に気に入ったのは、こちらの柄。
昔の宮廷での暮らしの様子が描かれているそう。
ただ、10万だか20万バーツだかそんな感じだったので、
残念ながら購入には至らず……w
ちなみにこちらのMAKAはタイを代表するシルクブランドらしく、
日本の展示会等にもよく参加しているのだとか。
ハリウッド女優のマリサ・トメイが訪ねて来たこともあるそうですよー。
関係ないけど、『忘れられない人』のマリサ・トメイは
本当にかわいかった!!! あまりにかわいくて、あの頃、
あの映画の中のファッションを真似していたのを覚えています。

プラーラームやカオラームみたいな
イサーンのごはんの実演&試食も。
正確な料理名は忘れてしまいました……。

これは魚(プラーチョンだったかな)のバージョン。
ほかに、玉子が入っている茶碗蒸しみたいなのもあって、
どれも素朴な味わいでおいしかったです。

ちっちゃいピーターコーンの精霊。かわいい。
見れば見るほど、この人たちがかわいく感じます。
ワットアルンを臨む、チャクラポンヴィラの
気持ちいいダイニングで行われたこのイベント。
気になっていたいサーンのヴィラや工芸品について学び、
生産者やオーナーさんから直接お話をうかがえて、
とても貴重な体験ができました。
お招きいただき、感謝です!

ニャンともかわいい、チャクラポンヴィラの猫さん。
こういう、四肢が太めで短毛の猫を
いつか飼ってみたいなー。今の生活じゃ無理だけど……泣

胸をかきむしられている気分になるくらい、
かわいい!!!!!
タイの観光地として、南の島々や北は人気だけど、
大自然を体験するならイサーンもとても楽しそうです。
わたしは随分前にナコーンラチャシマーやピマーイなどの
遺跡に行ったことがあるだけなので、
今度はゆっくりと自然と手工芸とイサーン料理を満喫するためだけに
イサーンに行きたいなー。
コンケーンのオーガニックシルクビレッジと
約4000年の歴史がある先史時代の洞窟壁画を見てみたいのと、
ヴィラで味わえるというイサーンキュイジーヌに興味津々なので、
まずはコンケーンのSUPANNIGA HOMEに来年行ってみようと
思ってます!
日本からはもちろん、バンコクからの旅先としても
おすすめのイサーンのヴィラ。
とても美しい景色と雄大な自然を体感できるみたいなので、
2015年はぜひイサーンにも注目してみてくださいねー!
ISAN BOUTIQUE COLLECTION
【イサーン ブティック コレクション】
☆Mekong Villas by Chakrabongse Villas (パクチョム, ルーイ県)
チャクラポンヴィラと同経営なので、ヴィラの建物はもちろん
室内も高級感があってすてきです。
メコン川の雄大な自然に囲まれた環境も素晴らしい!
http://www.mekongvillas.com/index.html
☆Phunacome Resort(ダンサイ, ルーイ県)
のどかな田園風景と壮大な山の景色を満喫できる
リゾート。プールからの眺めも最高!とのことで、
心が疲れた時wに良さそうです。
http://www.phunacomeresort.com/
☆Supanniga Home(ムアン, コンケーン県)
スパンニガーの黄色い花とグリーンに囲まれた
ガーデンが美しいヴィラ。
イサーン料理やダンスのレッスン、イサーンの歴史や
文化に触れられるパッケージなど、アクティビティも
充実しています。
http://www.supannigahome.com/
2014/11/07 Fri.
バンコクでロイカトン【ワットパーシー, エカマイ】 

昨日はタイの灯籠流しのお祭り、
ロイクラトーン【Loy Krathong】
の日でしたー。
さまざまな恩恵を与えてくれる川の女神に感謝しつつ、
自らの罪や汚れを水に流し、魂を浄化するために
灯篭を川に流すのだとか。

ふたつのカトンが離れずに一緒に流れていけば
一生添い遂げられる、なんて話も聞くくらい、
タイでは日本のクリスマス張りに
“恋人たちのイベント”化してる印象も。
捉え方は人それぞれでも、
幻想的でエキゾチックな美しいお祭りで
あることは間違いなく、わたしも毎年楽しみにしています♩

去年はイーペンサンサーイを観にチェンマイまで
行ったけど、今年はおとなしくバンコクで。
10数年ぶりにエカマイの
ワットパーシーに流しに行きましたー。

運河より少し高い位置から流すので、
網にみんなで乗せて、そろそろーと
降ろして行きます。

流れていくところは上手に撮れなかったけど、
実際はなかなか幻想的でいい雰囲気なのです。

お寺の中にもたくさんのカトーンが!
お参りしている人もたくさんいましたー。

まるで仙台の七夕祭りみたいに
はためいているのは、お札!
お布施をみんなでホッチキスで留めていきます。
わたしも、パチっとしてきましたよ。

20時前ですでにけっこうな人出!
ワットパーシーはエカマイをずっと北上して、
ペッブリーにぶつかる手前にあるお寺。
なかなかタイらしい雰囲気のロイクラトンを
体験できるので、近場で済ませたい時には
おすすめですよー。
※ちなみに、チェンマイのロイカトーン体験はこんな感じ↓
◼︎イーペンサンサーイ:コムローイ上げ→☆
◼︎旧市街のお寺のロイカトーン→☆
ワットパーシー
