タイ料理ライターブログ
1年の半分をバンコクで過ごすフードライター、白石路以(Rui Shiraishi)のタイ料理と日常。 バンコクのグルメ情報が中心です♪
2013/12/02 Mon.
チェンマイのBann Suan(バーン スアン) 

食べ歩く時間のなかった今回のチェンマイ旅、
唯一本格的北タイ料理を食べたのが、ここ
Baan Suan(バーン スアン)
です。

敷地面積はなんと8000㎡以上もあるそう。
席数は150ほどなので、目の前を流れるピン川を眺めつつ
ゆったりと食事を楽しめます。


右を見ても、左を見ても全部すてきー。と
思ったら、オーナーはタイの人間国宝にも選ばれた
有名な建築家なのだとか。
チェンマイの中心部からは車で30分ほどと
少し離れているのですが、わざわざ訪れる地元の人も多いようで
駐車場には高級車がずらーっと並んでいましたよー。

とか言いつつ、今回ここを選んだのはインテリアは
関係なく……。タイのフード雑誌で、バーンスアンの
ゲーンホッ(春雨と野菜のカレー風味炒め)が、
「タイNo.1のおいしさ!」と紹介されていたのを見たからなのです。
というわけで、とりあえずゲーンホッ 140Bをオーダー。
野菜の旨味と甘み、食感をしっかりと堪能できるひと皿。
ひとクセある味わいなので苦手な人もいるかもしれないけど、
スパイシーなカレーの風味がアクセントになり、
ごはんによく合う一品です。

ナムプリックオーン 75B。
一緒に行ったタイ人たちがパッタイとかゲーンソムとか
パットウンセン、ヤムソムオーなどなど、
バンコクでも食べられるメニューばかりを次々とオーダーするので、
焦って横からオーダー。
みんな外国人の気持ち、わかってないよ……。
お・も・て・な・し!!!!!の心を伝えたいわー笑
ナムプリックオーンは、しっかり辛さが
効いていて、野菜が進むおいしさでした。

ヤムジンガイ 140B。
花椒(マクウェン)を効かせた独特の風味の
あるチキンスープ。
どくだみに似た香りのパックパイ(かな?)らしき
ハーブの香りも効いていて、爽やかでスパイシーな一品でした。

そして、お店自慢のスペアリブ(ほとんどのテーブルで
オーダーしてる!)が売り切れだったので、代わりに
頼んだチキンの何か。
みんなには好評だったけど、甘いケチャップソースの
ような味わいで、私はちょっと苦手だったかな。。
ただ、チキンはふっくらと柔らかで、
お肉自体はとてもおいしかったです。

本日のデザート。
メニュー名は覚えていないけど、
メレンゲにベリーソースがかかってましたよー。

18日のこの日はロイカトーンの最終日。
無料のカトーンとコムローイも用意されていたので、
みんなでピン川に流しました。楽しかった!
眺めがとてもいいので、明るいうちに来るのもいいかも。
街中からは少し離れているけど、雰囲気もいいし
値段もお手頃で、なかなかいいお店だと思いますよー。
Baan Suan(バーン スアン)
25 Moo 3, Tambon San-Phi-Sua,
Chiang Mai, Thailand
053 85 4169
11:00-22:00 休なし
2013/12/01 Sun.
チェンマイのbodhi SERENE Boutique Hotel 

旅行に行く時、いつもホテル選びに何時間も
かかってしまい、時々ストレスを感じるのですが……。
チェンマイだけは、「ここに泊まる」と決めている
ホテルがあるので、ホテル選びの煩わしさがないのが嬉しい。

大好きなウエルカムドリンク。
ここのナムプンマナオが、タイで飲んだ中で
一番好きなんです。

特別立派でもないし、ゴージャスでもないけど、
全体のバランスが良くて気に入っている場所。

ランナーリゾートスタイルのお部屋は、
シックで落ち着ける環境。


一番気に入っているのは、部屋から見渡せる中庭。
緑がいっぱい見えると、それだけで嬉しい。

そして、バスタブが大きいのもポイントです。


ここは、プールの前の寛ぎスペース。
抜けのある空間使いが落ち着くー。


雨上がりでしっとりめのプール。

旧市街、チェンマイ門の近くにあります。
何かが突出していいわけではないのだけど、
値段もリーズナブルだし、スタッフの感じもよくて
居心地がいいホテル。

チェックイン時、ロビーのイスに座って
ナムプンマナオをひと口飲むと
「帰ってきたなー」とホッとする、
チェンマイのお気に入りスポットです。
bodhi SERENE Boutique Hotel
http://boutique-hotel-chiangmai.com/
2013/12/01 Sun.
チェンマイのお寺でロイカトーン 

イーペンサンサーイの翌日、
17日の日曜日はロイカトーン(灯籠流し)の日。
ちょうどサンデーマーケットの日だったので
とりあえず旧市街へ。
マーケットを歩いている時になんとなく足を踏み入れたお寺で、
とても素敵なロイカトーンイベントを見ることができました。

お寺の入り口で売られているカトーンは、
街中で見るゴテゴテしたものとは違い、
とってもシンプルでかっこいい。

修行中の若いお坊さんたちが、消えたキャンドルに
火を灯してくれていました。

凛と張りつめたような、
不思議な空気に包まれた空間。

前日のコムローイも素晴らしかったのだけど、
お寺の中に満ち溢れる、静かで強いこの空気感も
ほかでは感じられないものかもしれない、と思ったり。

お寺の中で、コムローイを上げている人も
たくさんいました。

外国人観光客に、手を離すタイミングを
伝えるお坊さん。
一緒に上げている人たちは本当に嬉しそうで幸せそうで、
きっとチェンマイに来てよかった、って思っただろうなー。
そう思ったら、見てるこっちまで嬉しくなってしまった。

チェンマイのロイカトーンというと、コムローイばかりが
宣伝されているので、お寺でこんな光景が見られるなんて、
恥ずかしながら知りませんでした……。
イーペンサンサーイのコムローイに
勝るとも劣らないくらい、印象に残った
チェンマイのお寺でのロイカトーン。
今回はマーケットに行くつもりでiPhoneしか
持っていなかったので、来年も行けたら
絶対一眼を持って参加しようと思います笑
2013/11/30 Sat.
チェンマイのサンデーナイトマーケット 

17日のロイカトーンの日は
日曜日だったので、サンデーマーケットへ。
通行止めが多くてちょっと離れたところで
車を降りて歩いていたら、旧市街の周りには、
パレード用の山車があちこちに並んでいました。

ロイカトーンの飾りもたくさんで、
チェンマイの街はどこも幻想的な雰囲気でしたよー。

チェンマイのサンデーマーケットはいつ行っても
すごーい人で、売っている物の量も膨大。
写真はどれも人が少ない横道で撮ったものだけど、
実際は観光客が本当に多くて、
いつものサンデーマーケットよりもさらに混雑していた
気がします。

バンコクと同じく、チェンマイのナイトマーケットでも
きのこの串焼きが大人気でした!

警察官シンガーにも遭遇。
タイの警察官は副業をしてもいいらしいですよー。
チェンマイはいくつかナイトマーケットがあるけど、
人がたっくさん集まるサンデーマーケットが一番好きです。
そしてこの後、お寺で行われていた
素敵なロイカトーンイベントにも遭遇。
(長くなるので、詳細は明日♫)
この時期のチェンマイ、本当におすすめです!!!
2013/11/30 Sat.
チェンマイのモン族マーケット 

チェンマイを訪れた時、必ず行くのが
タラートモン(モン族の市場)。
ワロロット市場の裏手にある、
小さなマーケットです。

名前の通り、モン族の刺繍ものなどが
所狭しと大量に並んでいます。

チェンマイのお土産として定番のモン族もの。
サンデーマーケットなどでもたくさん売っていますが、
ここで買うと、すごーく安いんです。
街中で100Bくらいするポーチなら20B前後、
200Bほどするエプロンなども100B以下で
買えちゃいますよー。

タイのほか、中国やベトナムのモン族のものも。
古いものも新しいものも、手刺繍も機械刺繍も
いろいろあるので、自分の目でじっくり見て、
気に入るものを探すのが楽しい。
個人的なお気に入りは、モン族の刺繍テープ。
バンコクだとひと巻き300〜400Bくらいで売られていたり
するけれど、ここでは40Bくらいから。
ハンドメイドをされる方には、きっとたまらないはず。

そして、最近のチェンマイで目につくのが
インドっぽいものやバリっぽいもの。
ここのお店はインドの雑貨がいっぱいで!

チャトゥチャックでは数が少ないぞうさんも
大量に売られていましたー。

ちょうど探していたものがたくさん売っていたので、
ここで小1時間過ごしてしまった。
お店の方が親切で、たくさんオマケしてくれました。ラッキー。

2年前に来た時より、しゃれた店構えのお店が
すごく増えたような気がします。

すぐ近くにあった中華廟。
モン族のマーケットでのお土産探し、
なかなか楽しくておすすめですよー。